ふかふかダンジョン攻略記を読む前は、何か柔らかいモフモフ的な要素のある異世界漫画かと思いましたが、実際は違いました
ゾワっと来るセリフと描写が常にある
「〇ネバヨカッタノニ…全部」
まるで獲物を仕留めて運ぶ人のように四肢を切り落とされて、運ばれる人間
どっかの現実主義な勇者ではなく作者さんが現実主義で書いているって感じがして、リアル思考すぎて、女性の権利を主張する団体さんからクレームが来そうな内容もただただあります
ふかふかダンジョン攻略記のレビューを読んで
第一巻の冒頭では世の異世界転生モノは如何に、ご都合主義で緊迫感のない物語かと言うのを改めて気が付かされます
そんな世界で次々と冒険中に襲い掛かる脅威
この世界に魔王なんて呼ばれる存在はなく、あるのはそれぞれの地域で独自の生活を送る
異世界転生では定番なゴブリンにオーク
人の女性の姿のようなハルピュア
人を憎み人を狩ることを悦びにしているレッドキャップ
人を見下し関わるのを避ける人魚のようなマーフォーク
亜人と称される人類に人の何倍もの大きさを誇る生物たち
これらが人間以上の知能を持ち、人に敵意を向けたらどうなるでしょうか?
かつてアフリカが暗黒大陸と呼ばれたころ、そこを探検するだけでも命がけなのは容易に想像がつきますが、そんな未知の領域にチート能力もなければ人よりも賢く強い生物が敵意を持って襲い掛かってくる
作中にもありますが人類が生き残っているのは「たまたま」と思わせられる
そんな大陸にある「深き不可知の迷宮」
通称ふかふかダンジョンを冒険っていうか、、DEAD OR ALIVEなサバイバルが描かれており、時折にはモンスターや亜人側の視点になっても物語が進み、人類に対する皮肉めいた言葉も描写されます
殺戮に特化した精神性を持った会話不能の超巨大カルト集団
女性に対してもですね
生きるか〇ぬかの世界で、そんな状況下になったとしても女としての権利を主張する見習い冒険者
※氏と隣り合わせのこの世界に某フェミ団体の方々が居たら、こうなるだろうなって考えたらイメージしやすい
そんなお花畑理論を展開する登場人物ほどサクッと…〇されかたもえぐい
そんなふかふかダンジョン攻略記は評価が微妙
ふかふかダンジョン攻略記は文字が多い
この漫画はとにかく「うんちく」が多く、事細かな説明をページの合間になされてます
セリフでも近いところがあって、そんな描写だからこそ私は好ましく思うのですが、やはり人によっては「文字が多い」とレビューしてる
世界観や展開はハンターハンターに近いかもしれません
でも…文字が多いからこそエッチシーンがエロく感じる
官能小説を読んでいるかのような気分になり、その不評な部分こそ私には読み応えのある作品だと思わせられる
ちょっとづつ読もうかと思ってたのですが続きが気になって結局は、最新刊までの12巻をかっ買ゃいましたけどね
12巻では人類側が絶望的な状況で終わっており、続きが気になっている状況です